
鎌倉市常盤住宅 設計競技案
「良質な都市のストックとしての住宅」という命題のもとに提案した実施設計コンペ案。
現存する住宅は5200万戸とも言われ、総世帯数を大きく上回り、同時に世帯構成は多様化の方向に向かっている。家族構成成は時の経過と共に変化し、現在広い住宅に夫婦二人が生活している場合や、小さな住宅に家族4人が生活している場合も見られる。そのよう情勢のなか、既存の住宅をむやみに建て壊すのではなく、成熟社会において求められる住宅は、リフォームを繰り返しながら長期間にわたり使われる寿命の長い住宅であるのではないか。この計画案では、町並み・ライフスタイル・居住性などを複合的に考慮して、「良質な都市のストックとしての住宅」とはどのような住宅なのか提案を行った。
所 在 地 | 神奈川県鎌倉市 |
用 途 | 二棟 分譲住宅(A棟、B棟) |
敷地面積 | A棟106.57㎡(32.25坪) B棟103.86㎡(31.43坪) |
建築面積 | 58.48㎡(17.69坪) 61.08㎡(18.48坪) |
述床面積 | 76.65㎡(23.19坪) 70.34㎡(21.28坪) |
階 数 | 地上2階(一部平屋) |
構 造 | SE(木骨ラーメン)構造 及び 木造(在来軸組工法) |
構造協力 | 萩生田秀之(有限会社 空間工学研究所) |
完 了 | 公開設計競技応募案(主催 関東甲信越建築士会ブロック会) |
写 真 | 株式会社 RIN 建築設計事務所 |